今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
千葉 中学校の窓99枚割る 在校生と卒業生5人逮捕
昨年12月、千葉市緑区の市立中学校で、校舎の窓ガラスなど99枚が割られた事件で、男子中学生4人=当時(14)、無職少年=同(15)の計5人が建造物侵入と暴力行為違反の疑いで逮捕されました。
調べによりますと、5人は同校の在校生と卒業生で、昨年12月29日午後4時ごろから30日午前4時5分ごろの間、同校の窓ガラスにブロック片を投げたり、金属製のパイプのようなものでたたいたりして計99枚(約123万円相当)を壊した疑いがもたれています。
詳しい動機を調べています。
<6月3日14時15分配信 産経新聞より>
叱られた先生への復讐、親を困らせるため、ストレス発散、など動機はまだ分かりませんが、自分の通っている(通っていた)学校の窓ガラスを割るという行為に一体何の意味があるのでしょうか。
何かを壊すことでストレス発散するというのは少し分かる気がします。
テレビ番組で、割っても良いお皿を床にたたきつけるストレス解消法を商売にしていた人を見たことがありますが、むしゃくしゃして何かを壊したくなるというのはあるのでしょう。
しかし、その壊す物は、壊れても構わない物で行うのが普通です。
自分の家の窓ガラスを割る人はいないでしょう。
割った後、その場所で自分が生活していく上で支障をきたしますし、修理にお金もかかります。
学校の窓ガラスを割るというのは、割れても自分には関係ない、お金を出す必要もないし、勝手に修理業者が修理してくれるのだ、という勝手な考え方に基づく犯行でしょう。
この少年らは自分の家の窓ガラスが何者かに割られたとしたらどう感じるのでしょう?
学校・教育施設の防犯対策
投稿者: スタッフ (2009年6月 3日 15:30)