今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
盗品と知りながら車を買い受けたブラジル人の男逮捕
18日、ブラジル国籍で茨城県下妻市渋田の自動車修理業の男(32)が盗品等有償譲受けの疑いで逮捕されました。
警察の調べによりますと、男は平成20年11月30日午後3時ごろ、自ら経営する自動車修理工場で、コロンビア国籍の無職少年(19)=窃盗の罪でさいたま地検に追送検=から、盗品と知りながらスポーツカー1台を50万円で買った疑いが持たれています。
容疑を否認しているという。
<6月19日8時1分配信 産経新聞より>
人の物を盗むという犯罪ですが、単に自分の物にしたいという収集家やマニアの犯罪者は別ですが、ほとんどがその物を転売することによって利益(お金)を得るために行うことが多いでしょう。
盗んだ人を捕まえるということも犯罪を減らすためには必要ですが、それは我々だけの力ではどうにもなりません。
自衛の手段として、自らの家や店舗、事務所に防犯センサーや防犯カメラなどを設置し、防犯カメラに犯人の映像が映っていればそれを証拠として犯人逮捕に役立ててもらうという方法もあります。
ただ、防犯対策をしている人の中でも、犯罪を未然にふさぐ為の対策はしていても、犯人を捕まえるための対策は難しい場合があります。
そこはやはり警察に頑張っていただくしかないと思います。
また、盗んだ物を容易に転売できなくする、というのも犯罪を減らすための防犯対策と言えます。
苦労して盗み出しても、それを売ることが出来ないのであれば普通の泥棒は犯行をやめるでしょう。
リサイクルショップ、質屋、ネットオークション、普通の店舗でも商品の買い取りを行っているところもあります。
このような売買ルートを限定させる、商品管理を厳しくするなども必要です。
将来的な話になるかもしれませんが、高価な商品は製造番号などで管理し、どこで造られ、どこに売られたか、盗まれたものか、まで番号管理し、盗品かどうかがすぐに分かるシステムが構築されると、日本国内での売買は難しくなると思います。
そうなると、犯罪者側も海外への密輸を行うなど、別の対策を立ててくるでしょう。
警察や防犯対策と犯罪者の追いかけ合いになりますが、何も防犯対策をせずに、犯罪者が思うように犯行を行うことができる環境のままでいてはいけません。
犯罪者が嫌がる、困るような環境を作り上げることが必要です。
駐車場のセキュリティ(防犯対策)
投稿者: スタッフ (2009年6月19日 10:19)