今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
神戸大丸のロレックス盗難事件 犯人は事前に入念な下見していた可能性大
神戸市中央区の「大丸」神戸店で23日に高級腕時計4000万円相当が盗まれているのが見つかった事件で、警察は、犯人が建物の構造を熟知していた可能性が高いとみて捜査しています。
この事件は、23日朝、大丸神戸店8階の外壁に穴が開けられ、貴金属売り場から「ロレックス」の高級腕時計60点(4000万円相当)が盗まれているのが見つかったものです。
警察の調べによると、穴は、高さ50センチ、幅約30センチの大きさで、壁の中に数十センチ間隔で埋め込まれた鉄骨を避けて開けられていたということです。
また、店内や侵入経路とみられる避難通路の防犯センサーが反応していないことから、警察は、犯人が入念に下見をするなどして建物の構造やセンサーの仕組みを熟知していた可能性が高いとみて調べています。
<6月24日16時40分配信 日本テレビより>
犯人が事前に入念に下見を行い、建物の構造やセンサーの仕組みを熟知していた可能性が高いとみられています。
一般的なオフィスや店舗に防犯センサーなど防犯対策がされていることが分かっていれば、その場での犯行は行わず、別の場所を探すことが多いでしょう。
防犯対策がきちんとされているところにあえて挑戦する必要もなく、別の防犯対策がされていないところを探して犯行を行えば良いのですから。
しかし、宝石店や貴金属店など高額な商品や多額の現金を保管しているところは別です。
そのようなところは通常防犯センサーや防犯カメラが設置されているのがほとんどでしょう。
その防犯対策をくぐって犯行を行わなければなりませんが、それを行うだけの価値があり、対価が得られる可能性が高いと考えているのでしょう。
防犯対策はしっかりしているわ、苦労して侵入したのに盗むものは何もない、それでは泥棒だって割が合いません。
費用対効果ではありませんが、労力・時間・コスト・捕まるリスクと得られる価値を比較して犯行を行うのが犯罪者です。
ここは割が合わなさそうと思わせるような事前の防犯対策が効果的です。
店舗の犯罪事情壁破り対策システム
投稿者: スタッフ (2009年6月26日 09:17)