今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
山形県で店舗荒らし相次ぐ
21日未明から早朝にかけ、米沢市と川西町で、カメラ店やガソリンスタンドなどを狙った店舗荒らしが8件相次ぎました。
被害額は計約12万円。発生時間が近く手口が似ていることから、米沢署は同一犯による連続窃盗事件とみて調べています。
同署によると、21日午前2時15分ごろ、米沢市花沢町のカメラ店より異常発信が検知され、110番通報がありました。
署員が駆け付けたところ、店舗西脇のガラス戸の一部が割られ、鍵が開けられていました。店舗内からは、現金約10万円の入ったレジスターが盗まれていました。他に物色の形跡はありませんでした。
このほか、被害に遭ったのは、薬局4店、ガソリンスタンド2店、酒屋1店で、点在しているようです。
レジスターごと、または、現金だけが狙われ、盗まれた物はなかった店舗も2店あったようです。
ガラス戸は、いずれも工具のようなもので割られたとみられています。
ガラスを割って建物内に侵入する、侵入の最もオーソドックスな手口ですね。
逆に言うと、ガラスを強化するだけでも効果があるということです。
ガラスを割ろうとすると、防犯フィルムがあってなかなか割れない、入れない。
そんな状態から、さらに時間を掛けて侵入しようとする泥棒は少なく、あきらめて別の店舗を狙います。
又、下見の段階で、鍵や窓ガラスが強化された店舗や防犯システム・監視カメラが設置されてい店舗はターゲットから外します。
そこをあえて侵入しようとする泥棒は少ないでしょう。
投稿者: スタッフ (2007年4月23日 19:30)