今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
制服マニア泥棒「女子高生セット」は2万円で販売
先日は高校野球部の帽子ばかりを盗んでいた泥棒がいましたが、今度は、女子高生の制服を盗んでいた泥棒がいました。
●山口県警は30日、高校の部室から女子高生の制服を盗んだとして、窃盗の疑いで自動車整備工男(24)を逮捕した。
ブレザー、ブラウス、スカート、リボン、スカーフ、靴下、バッグ…。盗まれた女子高生たちの制服類は、容疑者の自宅から数百メートル離れた貸倉庫の中に収められていた。
県中央から東部にかけての複数の高校から奪い取ったその数は、500点以上にのぼった。
被害届を受けた県警下松署と柳井署は、6月中旬に県内高校の制服数点が、インターネットオークションに出品されているのを確認。ブラウスなどの単品は3000円程度、ブレザー、スカートなど女子高生1人分をセットにしたものには、2万円以上の値段がつけられていた。
容疑者は、出品者名にニックネームを使って盗品を販売。県警は同容疑者が使っているプロバイダーなどを通じて、犯人を割り出し、自宅、乗用車、貸倉庫を捜索。同容疑者は「趣味や販売目的のために盗んだ」と容疑を認め、午前11時16分に逮捕された。
6月1日午前0時頃、同県下松市の県立下松高校のバレーボール部の部室の鍵を開けて侵入し、制服や通学かばんなど5点を盗んだ疑い。狙いはあくまで制服だったが、かばんの中に入っていた教科書、ノートや小物類までもが一緒に持ち去られていた。
今年2月頃から県内の複数の高校で部室の鍵が開けられ、共学校でも女子高生の制服類だけが盗まれたという被害が相次いで届けられ、捜査していた。
(7月1日 スポーツ報知より引用)
女子高生の制服ばかりを狙うというのはなんか気持ち悪いですが、それがネットオークションなどで数万円で販売されているというのも気持ちが悪いですね。
高校などに侵入して何かモノを盗む、という犯罪は多く発生しています。
高校から盗まれる物としては
・教室に侵入し、生徒のカバンから現金を盗む
・部室に侵入し、部活用具を盗む。野球道具、吹奏楽部の楽器など。換金目的。
・実験室などから薬品を盗む。
・パソコン教室や職員室からパソコンを盗む。職員室のパソコン。(中には生徒の個人情報、成績表なども入っているため、万が一パソコンが盗まれると情報漏洩の加害者にもなってしまう)
などがあります。
「警備が甘い」というのが、泥棒の共通の供述。
やはり部外者が簡単に侵入できる環境にあるということです。
やはり、防犯対策をきちんと行うことが必要です。
学校の防犯対策
投稿者: スタッフ (2009年7月 1日 13:50)