今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
昏睡強盗事件
ホステスも客もグルだった
昏睡強盗が東京新宿区で多発しているようです。
●東京都新宿区歌舞伎町のスナックで客を酔わせてカードを奪う昏睡(こんすい)強盗事件で、警視庁組織犯罪対策2課は昏睡強盗や窃盗などの疑いで、ホステスの女ら5人を新たに逮捕するとともに、同区歌舞伎町、韓国籍の飲食店経営A(61)=昏睡強盗などの罪で起訴=ら10人を再逮捕した。
逮捕容疑は1月16日、A容疑者が実質的に経営するスナック「エンジェルス」で、神奈川県内の無職の男性(56)にウオツカの焼酎割を飲ませて泥酔させた上、キャッシュカードを盗み、現金390万円を引き出したほか、用意していた偽名口座に300万円を送金したとされる。
グループは当初、別のスナックで男性を泥酔させることを計画。ホステスだけでなく、客を装った男が「死にたいんだよ」と人生相談を持ちかけて、酒を飲ませようとしていた。しかし、男性がホステスの年齢が60歳以上だったことに腹を立てて退店したため、エンジェルスに連れて行った。
警察は5件の昏睡強盗事件でグループの22人を逮捕した。
歌舞伎町では昨年9月から今年2月までに31件の昏睡強盗が確認されているが、グループの摘発以降、新たな被害は確認されていない。
(7月9日産経新聞より引用)
このグループが摘発さてれから新規の被害は出ていないようですが、それもいつまで続くかは心もとないです。
というのも、こうした犯罪においては実行犯は捕まっても次々に表れるからです。
海外からの不法滞留外国人であったり、闇サイトで募集された人間であったりしますが、手っ取り早く金を稼ぐ方法として犯罪を犯す人間が増えているのです。
スナックなど知らない場所で意識が朦朧となるほど飲まない、というのは当たり前だと思うのですが、実際にはほとんど記憶が残っていない人も多いようです。
又、そうした場所にはクレジットカードなども十分に注意して所持することが重要です。
投稿者: スタッフ (2009年7月 9日 18:12)