今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
防犯カメラで発見、宮司が賽銭泥棒に説教
賽銭泥棒に関して防犯カメラが御手柄・・というニュースです。
●宮司がさい銭泥棒に説教 カメラで発見、取り押さえる
広島県呉市仁方西神町の八岩華(やいわばな)神社で28日、宮司(55)が防犯カメラで、男がさい銭箱から現金を盗むのを見つけて拝殿に駆けつけ「盗んじゃだめじゃないか」と男を説教。
取り押さえて広署に引き渡した。
お手柄にも宮司は「さい銭泥棒を捕まえたのは3回目。寂しい時代です」と、複雑な心境をのぞかせた。
逮捕容疑は、28日午前10時25分ごろ、拝殿内に侵入し粘着剤の付いた棒のようなもので、2つのさい銭箱から現金計約6千円を盗んだとしている。
容疑者は「生活に困り、金が欲しかった」と話している。
(産経新聞 6月28日より引用)
賽銭泥棒対策
「生活に困り犯行」
こういう理由の犯罪が急増しています。
全国の警察が今年1〜6月に認知した刑法犯のうち、強盗やひったくりなど金銭目当ての犯罪が昨年同期より大幅に増えたことが16日、警察庁のまとめで分かりました。(以下7月17日時事通信より引用)
刑法犯全体が4.6%減の83万8355件と7年連続で減った中で目立っており、同庁は「景気悪化が要因の1つと考えられる」としている。
認知件数はほとんどの罪種で昨年同期より減少したが、強盗は17.5%増の2399件。
このうち、コンビニ強盗は487件で65.6%増え、路上強盗も12.1%増の752件だった。
窃盗は全体が3.4%減の63万4669件で、上半期の統計が残る1989年以降で最少となった。
空き巣や車上狙いなどが大幅に減る一方、ひったくり(14.8%増の1万189件)、万引き(6.4%増の7万6076件)、オートバイ盗(11.6%増の4万230件)、自転車盗(4.2%増の17万6694件)など「比較的手がけやすい犯罪」(同庁)が大幅に増えた。
詐欺は31.0%減の2万3660件で、減少分の7、8割は振り込め詐欺だった。
殺人は561件で13.3%減った。
生活に困って「賽銭泥棒」「コンビニ強盗」「ひったくり」
こういう「手っ取りばやく比較的簡単にお金が入る方法」を追い込まれた人が行ってしまうのです。
防犯対策には、「抑止効果」もあります。
ここまでの防犯対策をしているなら無理だ・・とあきらめてくれれば犯罪者を作らなくて済みます。
最後の1歩を思いとどませる効果があるのであれば、それは非常に大きいことだと思います。
「犯罪者を作らない」
それが究極の防犯対策の目的です。
そのためには抑止力の高い防犯対策 自主機械警備システムや防犯カメラなどがお勧めです。
投稿者: スタッフ (2009年7月17日 10:22)