今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
「火曜日はスリの日?」セールの日を狙って「すり」
埼玉県警捜査3課と浦和東署で14日、窃盗の現行犯で逮捕された、千葉県松戸市新松戸の無職男(32)。
男は14日午後4時30分ごろ、さいたま市緑区大門のショッピングセンターで、買い物中の主婦(33)がベビーカーにかけていた手提げバッグの中から現金約2万5000円の入った財布を盗んだ。
3月から毎週火曜日にショッピングセンターで窃盗事件があり警戒していた。
ショッピングセンターは毎週火曜日にセールを行っており他の曜日に比べ混雑している。
(7月15日産経新聞より引用)
「スリ」は人が多く混雑している時、又は、隙がある人などを狙います。
スリに狙われやすい状況というと、
● 人ごみの中
● 混んだ電車の中
● 百貨店などのバーゲン中
● 買い物中
● 携帯電話通話中
● 酔っ払って電車の中で寝ている人
● カバンのファスナーが開いたまま買い物をしている人、
● 財布をズボンの後ポケットに入れている人
● 目の前で気のなることがありそちらに気を取られている人。
例えばお金がばら撒かれた、服にソフトクリームがついたなどです。
「服にソフトクリームがついていますよ」などと言って話し掛ける間にスリを行うといったやり方もあり注意が必要です。(この方法は海外で特に多いようです)
単独だけでなく、グループで役割分担をしてスリを働く・・ということもあります。
やはりスリに対しても、常に防犯意識を持って自分のカバンや財布に注意することが大切です。
カバンのファスナーが開いたまま買い物をしている人というのは、「防犯意識が低い」ということを示しているのです。
又、男性は上着の内ポケットやズボンの後ポケットに財布を入れることが多いですが、こうしたところからは簡単にスリに抜き取られます。特に深夜の最終電車の中、巧みに酔っ払って意識もなく眠っている人の前に新聞などを読みながら立っていたり、横に座っているスリの映像を以前TVで見ましたが、スリは職人的に熟練した技を駆使して行いますので、狙われないことが大切です。
バーゲンで安いものがあるからって、夢中になりすぎないで下さいね。
投稿者: スタッフ (2009年7月22日 09:14)