今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
女性の犯罪被害状況
女性は強くなったと言われ、現実にもそうなんだと思いますが、まだまだ犯罪被害においては、女性が被害になることが多いのが現実です。
刑法犯全てにおいては、
女性の被害件数は平成20年 50万6114件で、全体の34.7%と少ないのですが、窃盗が39万607件で女性被害全体の77.2%、詐欺が2万2158件(同4.4%)、暴行が1万1398件(同2.3%)、傷害が8094件(同1.6%)、強制わいせつが6928件(同1.4%)となっています。
女性が被害者になる割合の高い犯罪は、
● 強姦(被害者が女性の割合 100%)
● 強制わいせつ(97.4%)
● 公然わいせつ(92.6%)
● 略取・誘拐(75.5%)
● 詐欺(50.2%)
● 逮捕・監禁(49.6%)
となっています。
窃盗被害が最も多いのですが、女性が窃盗被害に遭いやすい場所は、
1位:駐車場(輪) 13,3255件(34.1%)
2位:その他 78,809件(20.2%)
3位:道路上 67,717件(17.3%)
4位:共同住宅 54,846件(14.0%)
となっています。
駐車場での窃盗というと、「車上荒らし」「自転車盗難」が多いということで、注意が必要です。
駐車場での犯罪を防ぐには、防犯対策を実施している駐車場を使用することが大切です。
防犯カメラや外周警備システム、夜間の防犯灯や人感ライトなど防犯システムが完備されており、人目につきやすい場所に駐車することが大切です。
駐輪場の防犯対策
投稿者: スタッフ (2009年7月24日 09:35)