今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
双子の泥棒 窃盗行脚。500件弱。
双子兄弟が関東5県で窃盗行脚、現金3千万になんと子犬まで盗んでいたことがわかりました。
●埼玉県警捜査3課と川越署などは、今年2月に窃盗容疑で逮捕した伊奈町寿、無職A(27)と弟のB(27)の両被告(ともに窃盗罪で公判中)が2005年以降、埼玉、群馬、栃木など5県で485件の盗みを繰り返していたと発表した。
発表によると、2人は運転手役の同級生の男(26)ら2人と共謀し、05年3月〜今年1月、窓が無施錠の住宅に忍び込み、現金計3647万円とバッグや商品券、小型犬など6880点(計約1557万円相当)を盗んだ疑い。
2人は双子の兄弟で、調べに対し、「収入がなく、生活費やパチンコ代欲しさにやった」と供述しているという。
(7月31日 読売新聞より一部引用)
双子で仲良く泥棒とは・・・もっと双子のメリットを生かした職業を選ぶべきでしたね。
無施錠からの侵入とは、一戸建て住宅では2万4千740件、マンションでは6千730件と非常に多い出口です。
その多くが窓からとなりますので、きちんと施錠し、補助錠前を取り付けるというのは最低限の防犯対策であるということを認識いただきたいと思います。
但し、施錠し、補助錠をつけていたとしてもあきらめるような泥棒はほとんどいません。
ガラス破り、ドア錠破り、戸外し、施錠開け、合鍵、サムターン回し、ピッキング・・といろいろな自分の得意な手口で侵入を試みるのです。
侵入窃盗の発生場所別の侵入口・手口
やはり、どんな手口で来られたとしても対応できるのは
自主機械警備システムNEXTなどプロの防犯専門企業が提案している防犯システムがお勧めです。
それにしても双子の泥棒。
ちょっとハリー・ポッターに出てくるフレッド、ジョージ・ウィーズリーを思い出しました。
といっても、こちらは愛すべき「いたずらっ子」。
「忍びの地図」や、投げたら真っ暗闇になるボールなど泥棒が見たら欲しがるようなグッズを一杯持っていますが、心は正義の味方です。
「これからはもっと笑いが必要だから」といたずらグッズ専門店を経営したり、悪と命がけで戦ったりしています。
この泥棒ツインズにも少しは見習って欲しいものです。
投稿者: スタッフ (2009年8月 3日 13:56)