今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
阿波踊りポスター盗難 ネットオークションで高く売れる
徳島市で今月開幕する「阿波おどり」のPR用ポスターをはがして盗んだとして、徳島県警が窃盗容疑で同市の男女4人を書類送検する方針であることが5日、分かりました。
市観光協会によると、ポスターは非売品で600枚を作製。人気アニメの主人公などが描かれているようです。
徳島東署によると、4人は容疑を認め、「新聞に『高値で売れる』と書いてあり盗んだ」などと話しているということです。
同署によると、4人は20代〜60代。
7月17日未明、市内のレコード店の窓に張られていたポスター1枚を盗んだ疑いが持たれています。
他に2枚盗んだことを認めており、うち1枚は携帯電話のネットオークションに出品され、徳島県外の男性が3万円で落札したということです。
<8月5日21時14分配信 時事通信より>
ポスターをはがしている人を目にしても「泥棒」とはなかなか思わないでしょうし、はがす人も「盗む=犯罪」という意識が低いかもしれません。
商品PR用のポスターであれば、盗まれても構わない、逆に盗まれることでその人気を示す場合がありますが、今回の阿波踊りのPR用ポスターは窃盗罪が適用されるということなので、その判断は難しいものです。
どちらにしても人のものを勝手に盗むのはいけないということです。
ポスターを貼った人やその主催者に了解を得た上でもらうべきだったということでしょう。
たかがポスターと侮ってはいけないのか、盗んだポスターがネットオークションに出品され、3万円で落札されたということにも驚きます。
ネットオークション、リサイクルショップ、質屋など、盗品であっても比較的誰でも簡単に売買ができるルートが存在することで、このような犯罪件数が減る気配はありません。
売買する際の身分証明の確認や、盗品と分かった時の罰則など何らかのペナルティや厳罰化も行うべきです。
盗まれた被害者が、自分でリサイクルショップをまわったり、ネットオークションで自分で落札したりして、犯人を捕まえることがあります。
本来は、警察がやるべきことを自分で行っている印象です。
しかし、自分一人の力や人間の力だけでやることには限界があります。
機械に頼るのも一つの策です。
防犯システムや防犯カメラを設置する防犯対策もそのためと言えます。
機械ですから人件費がかかることがなく、毎月、電気代や電話料金などの少額のコストで活用できます。
自主機械警備システム
投稿者: スタッフ (2009年8月 7日 10:23)