今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
明石の人材派遣会社 「2000万円強盗」虚偽
長引く不況で「強盗」「ひったくり」は急増しています、が、今回は、強盗の虚偽です。
やはり背景には不況による社業の不振がありました。
●兵庫県明石市で17日、人材派遣会社の事務所に強盗が押し入り現金2千万円が奪われたと通報があった強盗容疑事件で、同社の男性社長(58)が虚偽の申告をしていたことがわかり、明石署は18日にも軽犯罪法違反(虚偽の被害申告)の疑いで男性社長を書類送検する。
男性社長は「2人組の男にナイフを突きつけられ、応接室の現金を奪われた」と説明していたが、つじつまが合わない点があったため尋ねたところ、うそを認めたという。
男性社長は「事業の赤字が続き従業員から950万円を借り、会社の保険料なども滞納していた。金がなく犯行に及んだ」と話しているという
(2009年08月18日より引用)
「金がなく犯行に及んだ」
この言葉は、この不況で職をなくした人が強盗をした時によく口にしている言葉です。
財布の中の所持金が何十円・・といった記載も一緒にあることが多く、そうしたニュースを目にする度になんとかならないのかと思います。全ての人が満足する答えはなかなかな難しいとは思いますが、社内的に考えていく事が必要でしょう。
今回の派遣会社社長の借金は簡単にはなんとかはならない数字ですが、食べていくのに困って犯罪に走ってしまう人に対しては、コンビニやスーパーで非常に多くの弁当やおにぎり、食材が賞味期限切れで捨てられている・・というのをなんとか活用できないかと思います。
又、最初の犯罪を思いとどませるためには、「防犯環境」を作ることも大切です。
防犯カメラや防犯システム、お店の人の声かけなどちょっとしたことで犯罪を踏みとどまってもらえるとしたらそれは非常に大きな効果だと思います。
投稿者: スタッフ (2009年8月20日 17:04)