今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
山梨 ブドウ盗難防止パトロール開始
出荷の最盛期を迎えたブドウを盗難被害から守ろうと、山梨県警日下部署などは3日、盗難防止の夜間パトロールをスタートさせました。
同署管内は国内でも有数のブドウ生産地。
巨峰やピオーネなど高級品種をねらった盗難の発生が懸念されることから、県防災協会支部、甲州市、JAフルーツ山梨と合同で、毎年パトロールを実施しています。
3日夜は出発式を行ったあと、午後8時ごろから、約50人が4方面に分かれ、警察犬を伴ってブドウ畑を歩いて見て回りました。
<9月5日7時56分配信 産経新聞より>
とても良い取り組みだと思いますが、これだけでは万全とは言えません。
例えば3日、1週間など収穫期間限定の取り組みだと効果は限られるのではないでしょうか。
その防犯パトロールの合間や、パトロールを行わない深夜など、時間を変えて犯行に及べば問題がなくなります。
肝心なのは、皆が防犯意識を持って取り組むかということです。
侵入や窃盗などの犯罪被害に遭うことを自分の問題として考えられるかどうかということです。
どこかで自分とは無関係の問題だと考える人もいると思います。
犯罪被害に遭わないためにはどうしたらよいかを真剣に考え、その為の行動に移す人が増えると、その町は犯罪者にとって非常に犯行を行いにくい地域となります。
事前の下見で不審者がうろうろしていたら、住民が声をかける。
いたるところに防犯カメラが設置され、映像を記録し24時間監視している。
建物や窓ガラスなどが強化され、侵入に時間がかかる。
最終的には、町ぐるみで防犯対策に取り組み、犯罪者が嫌がる環境を作り上げることができれば非常に効果的です。
別のもっと無防備な町を探そう、その場での犯行をあきらめることでしょう。
農作物セキュリティ(防犯対策)
投稿者: スタッフ (2009年9月11日 08:48)