今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
福岡 心臓移植の募金箱盗難 防犯カメラに4〜5人の男映る
米国での心臓移植を希望している福岡県飯塚市の宮薗雄一さん(26)を支援している「雄一君を救う会」(渡辺誉士亜代表)は15日、同市と同県嘉麻市に設置した渡米に向けた募金箱2個が8月に盗まれていたことを明らかにしました。
飯塚署と上嘉穂署が窃盗事件とみて捜査しています。
同会によると、飯塚市小正のコンビニエンス店から8月12日に「レジ付近に置いていた募金箱が盗まれた」と連絡があり、飯塚署が調べたところ、同日午後9時ごろ、防犯カメラに4−5人の男が募金箱を囲み、1人が箱に手を伸ばすのが写っていたということです。
箱には約4000円が入っていたとみられています。
また、嘉麻市上臼井の物産館でも同25日午前10時半ごろ、募金箱がないのに支配人が気付きました。
2、3000円が入っていたようです。
雄一さんの父、幸一郎さん(58)は「腹立たしいし、情けない気持ちでいっぱい」と話す。
雄一さんは重度の拡張型心筋症で、救う会は1億4000万円を目標に募金を集めています。
<9月15日15時7分配信 西日本新聞より>
心無い犯罪を犯す人がいるものです。
もし、募金箱を守るために防犯対策をするというのであれば、何が目的で、何のために募金活動を行っているのか分からなくなりそうです。
募金が集まって、最終的に数百万円、数千万円の金額に達したというニュースを目にすることがありますが、犯罪者はその金額の大きさに注目したのでしょう。
ただ、4人〜5人がかりで3、4000円盗み出すのは、人と手間をかけた割には成果がなさそうです。
とにかく、数をこなして稼ごうということでしょうか。
しかし、コンビニは防犯カメラがほぼ完備されており、4〜5人での犯行では目立ち過ぎますので、
リスクを犯すには割が合わなさそうに思います。
その場での単なる思いつきの犯行かもしれません。
募金箱を置いている店側も、自分のお金ではないからという思いがあるかもしれません。
その油断が危険で、犯罪者に付け入る隙を与えてしまいかねません。
泥棒などの犯罪者に対しては、弱みを見せないことです。
侵入されそうなところ、現金や商品の保管場所など狙われそうなところを分析し、個別に防犯対策を行うことが有効です。
例えば、防犯カメラを設置しているから後は何もしなくて大丈夫、ということではなく、適材適所でそれぞれの場所で実施する防犯対策も変わってきます。
その分析と対策は防犯のプロであるセキュリティハウスにお任せ下さい。
セキュリティネットワーク(お近くの防犯のプロまでお気軽にお問い合わせ下さい。)
投稿者: スタッフ (2009年9月17日 17:00)