今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
ガソリン泥棒のつもりが水泥棒で、エンスト。
ドジナ泥棒っていうのは、ちょっと笑えます。
なかなか最近は凶悪犯や窃盗団などが多くて「ちょっとドジで笑える泥棒」が少なかったのですが、久しぶりのドジドロをご紹介します。
●ガソリンを盗んだつもりが水だったため、車が動かなくなり、乗っていた男(56)が捕まった。
23日未明、川越市の園芸業者男性(56)が所有するビニールハウスに侵入し、容量18リットルのポリタンクからガソリンを盗もうとした疑い。園芸業者は半月前に農機具などに使うガソリンを抜き取られる被害に遭い、1週間ほど前に水に入れ替え、警戒していた。
男はタンクの中身を軽乗用車に入れて発車、約200メートル先の雑木林でエンジンが止まった。
タンクが空になっていることに気付いた園芸業者が、男に声をかけ、「ガス欠」と話したのにメーターは満タンだったため通報した。
「金がなく車内で生活している。以前にも同じ場所からガソリンを盗んだ」と供述しているという。
( 9月24日読売新聞より引用)
何度かガソリンを抜き取られていた被害者が水を入れていたのに気がつかず、エンストしていたところを逮捕されるとは本当にドジな泥棒です。
金がなく車内で生活しているということで、生活苦による犯罪だと推測されます。
昨年度10月以降は特に生活苦によるコンビニ強盗やひったくりなどの「道具もスキルもいらず、手っ取り早く現金が手にできる可能性が高い犯罪」が多発しています。
こうした犯罪者を作らないことも、防犯対策だと思います。
投稿者: スタッフ (2009年9月24日 13:23)