今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
宮城 コンビニからガスボンベ30本盗まれる ガスパン遊びのため
仙台南署は15日、ガスを吸引する「ガスパン遊び」をするためにライター用のガスボンベを盗んだとして、仙台市若林区沖野2、無職、二階堂幸太容疑者(22)と、ともに同区の解体工少年(19)と無職少年(17)を窃盗容疑で逮捕したと発表しました。
容疑は9月28日午後11時からの1時間に、同区と青葉区のコンビニエンスストア2店からガスボンベ計30本(計3120円)を盗んだとしています。
同署によると、3人は「ガスパン遊びをするために盗んだ」と供述しているということです。
ガスパン遊びはシンナー代わりにガスを吸引する行為で、仙台市内でも07年6月、当時中学生の6人が吸引中にたばこの火が引火して爆発、重軽傷を負うなど社会問題化しています。
<10月16日12時0分配信 毎日新聞より>
ガスボンベが30本盗まれたも被害額としては3000円程度とありますので、大したことはないだろうと思われるかもしれません。
しかし、目的がガスパン遊びをすることなので、たばこやライターの火が引火し、爆発事件に発展することが最も懸念されます。
盗難で済めばよいものの、爆発や火災が発生すると数千円の被害では済みません。
ガスなど引火しやすいものを取り扱っている工場や店舗では火災対策も重要になってきます。
また、盗まれて悪用されない為にも外部からの侵入者対策も必要です。
敷地を防犯センターで取り囲み、建物内に容易に侵入できないようなシステムで警戒すべきです。
侵入されてからでは手遅れになる場合があります。
外周警戒システム
投稿者: スタッフ (2009年10月16日 15:29)