今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
いまだに続く金属盗難
一昨年ほどではないものの、未だに「金属盗難」は続いています。
●茶畑で電線の盗難、相次ぐ 静岡(10月21日 産経新聞より引用)8月11日〜3日の間、静岡県菊川市などで茶畑の防霜ファンに付いている電線が相次いで盗まれた。菊川署が盗難事件として捜査している。
同市川上、高橋、古谷、丹野と御前崎市上朝比奈の計12カ所で、電線が約45本盗まれた。
被害総額は約135万円に上るという。
●窃盗容疑で小学校教諭逮捕=国交省事務所からパイプ15本−福島県警(10月17日 時事通信より引用)
資材置き場からガードレール用のパイプを盗んだとして、福島県警福島北署は17日、窃盗容疑で、仙台市立小学校教諭男(49)=同市太白区西中田=を逮捕した。同署によると、容疑を認めているという。
8月30日午前6時25分ごろ、福島市飯坂町内の国道沿いにある国土交通省国道維持出張所の資材置き場からパイプ15本(計4万5000円相当)を盗んだ疑い。同容疑者と車が資材置き場内の防犯カメラに写っていたことから発覚した。
現役の小学校の教師が窃盗とは世も末だと思うのですが、こうした犯罪の背景には、「金属が高値で換金できる」ということがあります。
高値で購入するルートがある限り、こうした犯罪はなくならないと思われます。
電線となると広域すぎて対策はパトロールぐらいしかありませんが、やはり換金ルートへの規制強化を考えないと犯罪はなくすことが難しいです。
資材置き場の場合には、敷地内に不審者が侵入するリスクを考え、防犯対策を実施することをお勧めします。
携帯電話に画像で通報するシステムがお勧めです。
資材置き場向け防犯システム
投稿者: スタッフ (2009年10月21日 09:36)