今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
子供の犯罪被害「不安」74%…内閣府世論調査
内閣府が3日に発表した「子どもの防犯に関する特別世論調査」で、周囲の子どもが犯罪に巻き込まれる不安を感じている人が74%に上ることがわかりました。
子どもが被害者となる事件の頻発を受け、大人の間にも不安が広がっていることが浮き彫りとなりました。
( 調査は6月22日〜7月2日、全国の成人3000人を対象に初めて実施。有効回収率は61・1%。)
子供の犯罪被害に不安を感じるかを聞いたところ、
「よくある」が25・9%、「ときどきある」が48・2%で、合わせて74・1%が不安を感じていました。
「あまりない」は21・9%
「まったくない」は3・3%(これも以外に多いように私は感じました)
不安になる理由(複数回答)は、
「テレビや新聞で子供が巻き込まれる事件が取り上げられる」が85・9%と最多で
「地域のつながりが弱い」が33・2%
「子供が習い事で帰宅が遅い」が31・1%で続いた。
政府に望む防犯対策(複数回答)は、
「警察職員によるパトロール」が54・0%で最も多く、
「防犯灯の設置など通学路の安全確保」が51・9%
「身近な不審者情報の発信」が49・9%。
地域の防犯活動に参加したいかという質問には
「参加したい」が15・3%
「できれば参加したい」が58・1%
「あまり参加したくない」は18・7%
「参加したくない」は5・0%でした。
最近地元の元気なお年寄りが交代で通学路に立って子供達を見守っている姿を良く目にします。
たぶん、いてもたってもいられない・・ていう気持ちなんでしょうね。
子供だけでなく大人も含めていつなんどき、どんな場所にいても犯罪に遭遇しないとは限らない時代です。体感治安の悪化は、子供の安全という部分に一番出てきていますよね。
最近は、通学路や駅を通過すると自宅に連絡が入る・・というシステムなんていうのも実用化されて、某著名私立小学校にも採用されています。
私が小学生時代の頃は最終下校時間になると決まったメロディが校庭に流れました。その音楽を聴きながら名残惜しげに遊びを終えて帰宅する・・なんていう時代でした。学校や通学路が危険だなんて、誘拐はその当時もありましたがあまり考えたこともありませんでした。
友達と放課後校庭で遊ぶ・・といった景色が日本からどんどんなくなりつつあります。
今、子供達を守るために・・一人一人が真剣に考えないといけない時代です。
投稿者: スタッフ (2007年5月 8日 11:52)