今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
個人情報入りのバックが相次いでひったくり被害。
ひったくりが全国で急増しています。
それに伴い、ひったくられたカバンの中に個人情報入りのUSBメモリーや名簿まで盗まれるという被害が多発しています。
●<メモリー盗難>4800人分の入試情報入り 横浜市大職員(11月20日 毎日新聞より引用)
横浜市立大(横浜市金沢区)は20日、入試担当の女性職員(58)が通勤途中にひったくり被害に遭い、学生や受験生計4843人分の個人情報を記録したUSBメモリー2本が入ったバッグを盗まれたと発表した。メモリーはパスワードを設定していないという。
同大によると、職員は同日午前6時10分ごろ、同市磯子区杉田の路上で、バイクで近づいてきた男にバッグをひったくられた。神奈川県警磯子署に被害届を提出した。
メモリーには、08年度に国際総合科学部に在籍していた生徒2929人全員と、過去10年分の医学部受験生など1914人分の名前や入試成績などが入っていた。職員は入試データの分析が終わらず、自宅で作業するためデータを持ち帰ったという。同大は内規で、個人情報の校外持ち出しを原則的に禁じており、持ち出す場合は記録媒体にパスワードを設定するよう義務づけている。ホームページに謝罪文を掲載し、在学生にはメールで謝罪する。
●ひったくりに遭い個人情報紛失/藤沢市教育委員会(11月20日 カナロコより引用)
藤沢市教育委員会は20日、六会公民館非常勤職員の女性(50)がひったくりの被害に遭い、講座「女性セミナー」の受講者31人の住所、氏名、子どもの氏名15人、年齢、電話番号などの個人情報が記載してあった名簿が入ったバックを盗まれたと発表した。
市教委生涯学習課によると、女性は11月19日午後5時半ごろ、同市亀井野の六会日大駅近くの路上で、自転車の前かごに入れていたバッグをひったくられ、交番に被害届を出した。欠席者に連絡を取るため受講者名簿を持ち帰っていたという。同課は受講者全員への連絡と謝罪、個人情報の管理の徹底を行うとしている。
こうした被害は後を絶ちません。
根本的には、個人情報を持ち出さない、ということが大切ですが、パソコンそのものが盗まれる場合もあるため、どこにあっても個人情報の取扱いには注意が必要だと言えます。
最近はUSBメモリーで、使用できるパソコンを限定できるものがあります。
又、そこに入力するデータを全て暗号化すればよりセキュリティ度が上がります。
それに加えて、パソコンの立ち上げにパスワードを設定するようにしたり、
持参するカバンを防犯カバン(ひったくられたり、置き忘れるとブザーが鳴る)にすることで、よりセキュリティ度が上がります。
個人情報を取り扱う以上そうしたことは必要ではないでしょうか?
投稿者: スタッフ (2009年11月24日 09:31)