今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
数百キロの観音像が盗まれる。クレーンを使用か?
これも一連の「仏像盗難」でしょうか?
●大分県警杵築署は14日、同県杵築市溝井の地蔵群「轟(とどろき)地蔵」で、周囲に置かれていた石製の観音像1体(高さ約2メートル)がなくなったと発表した。同署は窃盗容疑で捜査している。
観音像は本尊や多数の地蔵がある谷底のがけに数体設置されている。
13日朝、祭りの準備をしていた轟地蔵保存会の会員らが、このうちの1体が台座だけ残されていることに気付き、同署に通報した。4月に行われた祭りの際は異状がなかった。
観音像は重さが数百キロあるため、同署は何者かがクレーンなどを使って運び出したとみている。
(12月15日読売新聞より引用)
クレーンを使用して観音像を持ち出す。
人目につかない谷底のがけに設置されていたためできたのだと思います。
これも換金目的の犯罪なのか、犯人のコレクションなのかはわかりませんが、仏像、狛犬・・となんでも盗まれていますので、注意が必要です。
不審者が侵入すると音声メッセージが流れたり、携帯電話に画像通報できる、といった寺向けの防犯システムが今非常に問い合わせや導入が増えています。
もはや「罰当たり」というフレーズが効かなくなってきていることは悲しいですが、掛け替えのないものを守るために何らかの防犯対策は必要です。
投稿者: スタッフ (2009年12月16日 11:42)