今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
寺に侵入、賽銭泥棒のつもりが酒を飲み熟睡。
年末にかけて「賽銭泥棒」も多発しているようですが、そのつもりで寺に侵入して本堂にあった酒を飲み熟睡して逮捕されるというドジ泥がいました。
●甲賀署は18日、さい銭盗目的で寺に忍び込んだとして、住所不定、無職男(74)を建造物侵入と窃盗容疑で逮捕した。長洲容疑者は本堂内にあった酒を飲み、寝ているところを家人に見つかった。
逮捕容疑は同日未明、甲賀市甲賀町の龍福寺に侵入、本堂休憩室にあった清酒1本(1300円相当)を盗んだとしている。
ガラス窓を割って休憩室に侵入したが、見つけた清酒を飲み、そのまま熟睡。
同日午前8時、住職の妻が寝ている容疑者を見つけ、連絡を受けた住職(52)が110番通報した。
容疑者は駆け付けた署員に起こされ、現行犯逮捕された。
(12月19日 毎日新聞より引用)
熟睡して警察官に起こされた・・とは、なんとも間抜けな泥棒です。
お寺は今年も狙われました。
仏像盗難、放火、賽銭泥棒。
波乱にとんんだ2009年があと10日で終わろうとしています。
お寺の防犯対策は、今年非常に注目され、新聞やTV取材も多数受けました。
数十台の防犯カメラを設置し、社務所から敷地内全体を画像確認できるお寺もある一方で、
無人寺では仏像盗難に気がつくのも時間が経過する、といった脆弱性が見受けられました。
少しでもお寺の防犯対策が進む事を願います。
投稿者: スタッフ (2009年12月21日 09:46)