今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
山形 パチンコ店から現金1000万円盗まれる 従業員逮捕
勤務先のパチンコ店から現金約1000万円を盗んだとして、米沢署は29日、高畠町小其塚、パチンコ店従業員、有留秀和容疑者(26)を窃盗容疑で逮捕しました。
逮捕容疑は、29日午前1時半から午前8時ごろ、米沢市春日4のパチンコ店「マックス米沢店」(尾久和佳店長)の事務室金庫から売上金など現金約1000万円を盗んだとしています。
<1月30日13時1分配信 毎日新聞より>
パチンコ店から数百万円から数千万円の大金が盗まれる事件が最近多いように感じます。
一様に金庫から盗まれていますが、金庫を置いている部屋の防犯対策はどうなっているのでしょうか?
店内にはほとんど防犯カメラが完備されていると思いますが、肝心の金庫を置いている部屋の防犯対策が甘いところが多いのかもしれません。
金庫を過信しすぎているのかもしれません。
金庫に入れているから安心だという考えは改めなければなりません。
金庫ごと盗まれたり、金庫を破って現金を盗み出す手口も頻発しています。
今回の事件は、従業員による犯行ですから対策をしていたから防げたとは限りませんが、少なくとも金庫+αの対策は必要だったのではないでしょうか。
例えば金庫を置いている部屋にも防犯カメラを設置し、映像を記録する。
時間も分かりますから、変な時間に入室する者がいればすぐに怪しいということになります。
また、部屋の入室履歴を管理する防犯システムもあります。
誰のカードで入室したかも分かりますから従業員に良からぬ考えを持つ者がいても、事前に犯罪を防ぐことができます。
このように犯罪は事前に防ぐ「抑止」という考えが重要となります。
この場での犯行はやめておこうと思わせる対策が非常に効果的ということです。
投稿者: スタッフ (2010年2月 3日 18:53)