今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
「携帯壊れた」で新手法の当たり屋。
新種の詐欺行為です。
●通行人にわざとぶつかって携帯電話を落とし、修理代をだまし取ろうとしたとして、大阪府警高槻署は1日、詐欺未遂容疑で、神戸市垂水区乙木、アルバイト男(22)=詐欺罪で起訴=ら男3人を逮捕、送検したと発表した。
大阪や兵庫の計6市で約40件(被害総額約60万円)の余罪を自供しているといい、裏付けを進めている。
逮捕容疑は1月13日、高槻市高槻町の商店街で、自転車に乗っていた同市内の女性(37)にわざと接触。「携帯が壊れた」といいがかりをつけて販売店に同行させ、修理代名目で約1万4千円をだまし取ろうとしたとしている。
ひったくり警戒中の高槻署員が3人を不審に思い、職務質問して発覚。
「被害者が後ろめたく感じるように、自転車禁止の商店街などをねらった」などと供述しているという。
(2010/03/01イザ!より引用)
自転車禁止の商店街で自転車にぶつかり、携帯電話が壊れたといって修理代金を騙し取る。
自動車での当たり屋は怪我の治療費ですが、この新しい詐欺手法は携帯電話の修理代金を請求していました。
詐欺を考える人間というのは、人の心理状態を観察してうまくついてきます。
この手法の場合には、「商店街で自転車に乗っていた自分が悪い」と感じさせて、有利に交渉しています。被害者は怪我ではなく携帯電話の修理費用でよかった、と思っていたかもしれません。
今回の手法の詐欺にひっかからない方法は?
ちょっと考えてみましたが、詐欺かどうかを判断するのは非常に難しいです。
「警察で話をしましよう」と言ったらどうなるか?
いろいろ考えて、詐欺に遭わないようにしたいと思います。
一番はそういう禁止されている場所で自転車に乗らないことかもしれません。
投稿者: スタッフ (2010年3月 2日 14:08)