今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
親子で電線泥棒
横浜市で通電中の電線が盗まれた事件で、14日新たに元電気工事会社社長(61)が窃盗容疑で逮捕されました。
男は、同容疑で8日に逮捕された元電気工の男(31)の父です。
調べでは、2人は共謀して4月16日午前5時ごろ、横浜市金沢区長浜で、100ボルトの電流が流れている32メートルと20メートルの銅製電線計4本(約2万5000円相当)を切断し、持ち去った疑いです。
元社長(61)は容疑を否認し、長男の元電気工(31)は「生活苦で金になると思った」と認めているようです。
元社長は昨年2月まで約20年間、電気工事会社を経営。長男の元電気工は約10年間、会社を手伝っていたということです。
2人は作業服姿で、かつて使ったはしごを利用。切断しても停電しないサブとアースの電線を切るなど、熟知した技術を悪用したとみられています。
通電中の電線を盗むには、専門的な電気知識と技術が必要です。
素人には難しい犯行だけに、犯人の特定は意外に難しくないのかもしれません。
それにしても生活苦とは言え、親子で泥棒とは・・・。
熟知した技術を他の仕事で活かすことはできなかったのでしょうか。
投稿者: スタッフ (2007年5月16日 11:05)