今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
新幹線のグリーンで寝ている乗客狙ったすりの男 現行犯逮捕
新幹線のグリーン車で寝ている乗客を狙って、すりの犯行を繰り返していた男が、警視庁に現行犯逮捕されました。
無職・水長和之容疑者(61)は7日、広島県を走行中の山陽新幹線のグリーン車内で、寝ている乗客の男性の上着から財布を抜き取ったところを、窃盗の現行犯で逮捕されました。
水長容疑者は、過去に10回、同様の窃盗事件で逮捕されていて、新幹線の乗客を狙ってすりを繰り返していることから、捜査員からは「幹線のミズさん」と呼ばれていました。
水長容疑者は、「まさか、警視庁の捜査員が広島まで来るとは思わなかった」と供述しています。
<4月7日13時52分配信 フジテレビより>
財布など貴重品を盗まれる危険性があるため、その場で寝ることができないような新幹線や電車を利用したいと思う人はいません。
しかも今回、犯行が行われたのはグリーン車ですから、高いお金を払ったということで余計に腹を立てている人もいると思います。
防犯対策はどうなっていたのか?その分のお金を払っているから当然のサービスだと感じる人も多いでしょう。
電車や新幹線はかなり閉鎖された場所ですから、犯罪が起こりにくいと考えがちですが、トイレで乱暴された女性の事件など他にも犯罪が発生することがあります。
安心して利用できる環境を提供してもらわないと利用者は困ります。
すりや痴漢、暴力行為などの抑止力(カメラで映像を記録されていることからその場での犯行を思い留まらせる)としても効果が期待できます。
防犯カメラが完備された新幹線、というもの新たな宣伝文句になりそうです。
投稿者: スタッフ (2010年4月 8日 13:33)