今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
手製の自動車用防犯装置 持ち主が解除忘れて自爆
広東省雲浮市で13日午前7時40分ごろ、乗用車内での爆発で1人が負傷した事件が起こりました。
車の持ち主は盗難防止のための手製の「自爆装置」を作成。
解除せずにエンジンを始動すると作動する仕掛けでしたが、解除を忘れたために爆発しました。
警察の調べによると、「自爆装置」は爆竹を分解して火薬を取り出し、小さな鉄の粒を大量に混ぜて作ったようです。
駐車していたのは、スーパーマーケット前の駐車場。
持ち主は、階上のマンション住人だった。子どもを学校に送るために車に乗り込み、キーを入れてまわしたところ、装置が作動。
眼球を含め、上半身に鉄の粒が少なくとも数百個食い込むなどのけがをしました。
今のところ、負傷が伝えられているのは持ち主1人ということです。
爆発力はそれほど大きくなかったようですが、フロントガラスには無数のひびが入りました。
<4月14日11時26分配信 サーチナより>
中国での持ち主手製の防犯装置が解除忘れて自爆したというニュースです。
侵入しようとする泥棒を攻撃できる防犯システムがある(できる)と泥棒側には脅威となります。
泥棒するのも命がけということになります。
武器として悪用される可能性や、過剰防衛など法律に抵触するなど様々な問題があり、そのような防犯システムは日本にはありません(できません)。
将来的にはそのようなことも可能になるかもしれませんが、そうなると泥棒側も武装してそのシステムを破壊しようとするなど犯行手口がより過激に凶悪化するような気がします。
犯罪件数は減るかもしれませんが、犯罪の質や被害金額、人命の危険性などは増大しそうです。
泥棒などの犯罪者と、それを捕まえようとする警察、侵入を防ごうとする防犯対策。
これらはイタチゴッコでお互いに進化しています。
どちらかが強化されると、もう一方が追いつけ追い越せでより強化されます。
どちらも安心はしていられない時代です。
投稿者: スタッフ (2010年4月14日 12:00)