今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
自動車販売店2店でガラス割られる 計42枚被害総額3520万円!
名古屋市東区と中川区のトヨタ自動車の販売店「レクサス」2店で13日朝、ショーウインドーのガラス計42枚が割られているのが見つかりました。
被害総額は3520万円に上ります。
愛知県警東、中川両署は同一犯の可能性もあるとみて器物損壊容疑で捜査しています。
東署によると、同市東区東桜2のレクサス高岳店で13日午前8時10分ごろ、ガラス23枚(被害額2000万円)が割られているのを出勤した社員が見つけました。
大半のガラスは1枚が高さ5・6メートル、幅1.7メートル、厚さ約1センチ。
外から鋭利な道具で突かれ全面にひびが入っていました。
同店は12日が定休日でしたが、店の改装工事に社員が立ち会い、同日午後5時ごろまでは異常はなかったようです。
店の広報担当者によると店内に侵入された形跡はないという。
一方、中川署によると、同市中川区昭和橋通6のレクサス中川店ではガラス19枚(同1520万円)が割られていました。
<4月13日13時41分配信 毎日新聞より>
自動車販売店で、営業時間外にお客さんが自動車を見に来ることがあり、それを宣伝効果の一つとして考えているところもあります。
そのような店には、お客さんを装って平気で敷地内に入ることが可能になってしまいます。
車に近づくと、「ただ今は営業時間外ですので、営業時間内にあらためてお越し下さい」というメッセージを流しているところもあります。
高価な自動車を屋外に保管している場合、その防犯対策には非常に苦労します。
さきほどのようなメッセージを流す対策から、防犯カメラを設置して映像を記録する対策、または、敷地内に入らせないように周囲をセンサーで囲み、それらが働いたら警報ベルで威嚇するという対策まで様々です。
それら全てを行っていても車が盗まれてしまうことも考えられます。
高価な自動車を盗むためには多少のリスクは関係ないと考える泥棒もいるからです。
今回ガラスを割られた店の被害額は大変なものです。
2店舗で42枚のガラスが割られ、被害総額は3520万円!にも上るということです。
車が盗まれていた方がまだましと思えるほどの被害額です。
侵入された形跡がなく、犯行目的は不明ですが、どちらにせよ2度とこのような犯行が行われないような防犯対策が必要です。
駐車場のセキュリティ(防犯対策)
投稿者: スタッフ (2010年4月15日 08:45)