今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
相次ぐライター火災 5年間で132件発生
使用後のライターをポケットに入れたら残り火で発火するなど、不注意によるライターの火災事故が5年間に83件発生していることが13日、経済産業省所管の独立行政法人「製品評価技術基盤機構(NITE)」の調べで分かりました。
ライターを使った子どもの火遊びによる火災は全国で相次いでおり、同省ではライターの安全規制について5月中にも結論をとりまとめたい考えのようです。
NITEによると、ライターによる火災事故は2004年4月から09年3月までに132件発生。
死亡事故1件、重傷事故9件のほか、車が全焼する事故も3件起きています。
製品の欠陥による発火も26件ありました。
このうち、不適切な取り扱いが原因の火災は83件。
目立つのは使用後にすぐライターをポケットにしまい、残り火で発火したケースで38件ありました。
また、車の床に落ちたライターの着火ボタンが電動シートを動かした際に押されたり、引き出しの中で開閉の際にボタンが押されたりするなど意図しない発火が16件、ガス漏れや炎の高さ調節などを誤ってやけどするケースが29件に上っています。
ライターの安全性を巡っては経産相の諮問機関・消費経済審議会が昨年12月から子どもがライターを簡単に操作できないようにする安全装置の設置をメーカー側に義務付けるかどうか検討しており、5月中にも結論がまとめられる見通しです。
<4月13日13時31分配信 読売新聞より>
子供のライターによる火遊びが原因の火災事故が問題となり、100円ライターが姿を消すかもしれない、という動きが広がっています。
100円ライターよりやや割高ですが、子供が使いにくい仕組み(チャイルドレジスタンス=CR)のCRライターの導入が決まっており、それの必要性を理解している喫煙者、特に子供を持つ喫煙者が多いという報告もあります。
たばこを吸わない人でも簡単に手にすることができる100円ライター、これを犯罪に悪用する者もいます。
侵入・盗難後、犯行の発覚を遅らせるため、または証拠隠滅を図るため、侵入建物を放火するという過激な手口を行う泥棒もいます。
窓ガラスが割られ、現金数千円が盗まれたという被害で済めば不幸中の幸いでしょう。
もし、放火され建物全焼、さらに隣接する別のお宅の建物まで燃えるとなったら大変な被害です。
金額的な被害だけでなく、人命を失う被害になることも充分考えられます。
侵入・盗難防止の為の防犯対策だけでなく、火災などの防災対策も事前に行うことが必要です。
万が一の取り返しのつかない被害を起こさないためです。
火から守る(火がご心配なあなたへ)
投稿者: スタッフ (2010年4月16日 11:20)