今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
京都の下着泥棒 被害者が自らビデオカメラで撮影し、逮捕
女性の下着を盗んだとして東山署は6日、京都市東山区の無職男(66)を窃盗容疑で逮捕しました。
ベランダに干した下着がなくなったため女性が自らビデオカメラを設置しました。
盗まれる一部始終が映像に残っていて、容疑者の逮捕につながりました。
逮捕容疑は3月18日、同区のマンション1階の女性(19)宅ベランダに干してあった下着1枚を盗んだとされています。
同署によると、女性は昨年7月ごろから干した下着が数回なくなっており、昨年末にハンディーカメラを設置。
男の顔や柵から手を伸ばし下着を取っていく様子が映っていたため、映像を持って同署に相談しました。
男は容疑を認めているということです。
<5月7日15時18分配信 毎日新聞より>
下着泥棒として警察に届け出ても、具体的な捜査をしてくれない場合があるのではないでしょうか。
被害額が少額ですし、下着泥棒という確証、つまり犯人につながる証拠もない場合がほとんどだと思います。
例えば、風でどこかに飛んで行ったという可能性もありますから、現行犯逮捕でない限り、犯人を捕まえるのも難しいのかもしれません。
それを逆手に取った下着泥棒の犯行も多いのでしょう。
下着泥棒ぐらいじゃ捕まらないだろう、誰も警察に届け出ないだろう、泣き寝入りするだろうという読みがあるのかもしれません。
今回、被害に遭われた被害者の方は、それは許せんとばかりに、自らハンディーカメラを設置し、犯人を捕まえるための証拠をつかもうとし、見事に成功しました。
下着泥棒に限らず、例えば嫌がらせや盗難など何らかの犯罪被害に悩む人は、警察だけに頼ることなく、自ら犯人につながる証拠をつかみたいと考えることがあります。
その手段として最適なのが、防犯カメラの設置です。
犯行映像を記録することによって証拠にもなりますし、その場での犯行を防ぐ抑止力としても効果があります。
現在、犯罪被害に悩んでいる人だけでなく、被害に遭いたくないと考えた人が事前の防犯対策として設置するという用途もあります。
また、犯罪に限らず、従業員などの人の出入りを監視・管理したいという管理面での用途もあり、防犯カメラの効果は様々です。
投稿者: スタッフ (2010年5月 8日 11:39)