今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
南アフリカで4星ホテルまで短銃強盗。洗濯物以外全て強奪
「四つ星」にまで窃盗団!南ア滞在スペイン人記者被害
こんな見出しのニュース。このままでは、勝敗より、治安悪化のニュースの方が増えそうです。
●W杯取材で南アフリカに滞在しているジャーナリスト3人が武装窃盗団から金品を盗まれていたことが明らかになった。9日、複数の地元メディアが報じた。
被害者の1人は短銃を頭に突きつけられ、ベッドに伏せさせられたという。
死傷者はなかった。南ア警察当局は容疑者2人の行方を追っている。
W杯取材メディアが、ついに命の危険にさらされた。窃盗団は9日午前4時ごろに侵入。3人の被害者のうち、スペイン人ジャーナリストの2人は就寝中だったため金品被害だけで済んだが、起床していた1人には銃が突きつけられた。
「窃盗団の1人に短銃を突きつけられた。そしてカメラ、レンズ、ノートPCとすべての機材を盗まれた」。オ・ジョゴ紙(ポルトガル)のカメラマンは恐怖の瞬間を振り返った。「"ベッドに伏せろ"といわれた。銃口を突きつけられたまま、毛布を掛けられた。そして"寝ろ"と言われた。正味1、2分だったかもしれないが、自分には1時間にも2時間にも感じた」。同カメラマンによれば被害機材の総額は約3万ユーロ(約328万円)。ほかにも現金3500ユーロ(約38万円)とパスポートだけでなく、ジーンズ2本まで、「洗濯物以外、根こそぎ盗まれた」という。
盗まれた携帯電話にGPS機能がついていたため、位置情報をたどり、盗品は回収されたという。同広報は「すでに容疑者の有力な情報は得ており、一刻も早く犯人を逮捕できるよう行方を追っている」としている。
(6月10日スポーツ報知より引用)
4つ星ホテルというと、ある程度安全・安心、というイメージがありますが、そこで短銃で脅される、というのは、本当にどう自分の身を守ったらいいのか!というレベルです。
先日も韓国人ジャーナリストが強盗に遭遇していましたが、一人でトイレに行っていた時でした。交差点で信号待ちとか外出先で、というのであれば、一人で外出しない、といった防犯対策を考えることができますが、ホテルで宿泊していた夜間、目を覚ましたら短銃強盗がいた、ということですので、ホテルの自分の部屋も安心できないということです。
どうやって室内に入ったのか?合鍵を持っていた?
何故その部屋を狙ったのか?情報提供者がいる?偶然?
いろんなことを考えてしまいました。
ホテルの錠前すら信用してはいけない、と思うべきです。
扉の前に椅子などを置いて眠る、といったレベルだと思います。
どちらにしても、命が無事でよかったです。
海外旅行での防犯対策。
投稿者: スタッフ (2010年6月10日 15:48)