今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
石川 被害は無施錠宅が6割以上 ロック(6・9)の日に呼びかけ
今年1~5月の空き巣など住居侵入による窃盗事件は204件発生し、うち無施錠が135件(66・2%)を占めることが、県警生活安全企画課のまとめで分かりました。
車上荒らしも319件のうち207件(64・9%)が無施錠でした。
9日は語呂合わせで「ロック(6・9)の日」。
日本ロックセキュリティ協同組合が01年、暮らしの安全を目指して制定、鍵掛けなどを呼びかけています。
昨年同期は、住居侵入による窃盗212件で、うち無施錠154件(72・6%)。
車上荒らしは420件、同257件(61・2%)など、鍵を掛けずに被害に遭うケースが後を絶ちません。
昨年の住宅侵入の窃盗事件では、無施錠のケースが全国42%に対し、県内は71%。
同課は「無施錠の家だけを狙う犯人もいる」と注意を呼びかけています。
<6月10日16時40分配信 毎日新聞より>
石川県では、住居侵入の被害に遭った家のうち、無施錠だったところが71%という驚きの数字です。
鍵さえ掛けておけば被害に遭わなかった可能性もあるということで、被害者の方にすれば、この最低限の防犯対策をしていなかったという後悔は大きいでしょう。
泥棒を捕まえる為の防犯対策は難しいです。
防犯カメラを設置し、映像を記録することで犯行の証拠となるようにするということは可能ですが。
しかし、泥棒に狙われないための防犯対策は簡単です。
防犯システムを設置すればよいのです。
無施錠の家だけを狙う犯人もいると県警の生活安全企画課の方が言っているように、鍵さえ掛けておけば被害に遭わなかった可能性すらあるのですから、防犯システムが設置されている家の方がもっと狙われません。
そんな侵入するのに難易度の高い家を狙うより、鍵さえ掛かっていない他の家がいくらでもあるのですから、そちらを狙った方が安全ですし、犯行も確実に行うことができます。
この泥棒の考え方を逆に取ったのが我々の防犯対策、そして防犯システムです。
設置することで泥棒に狙われないという最大の効果が期待できるのです。
その場での犯行を思い留まらせる抑止効果もあります。
投稿者: スタッフ (2010年6月11日 10:53)