今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
山形 高級サクランボ盗難 価値落とさぬよう根元からもぎ取る
21日午後4時頃、山形県天童市内のビニールハウスで、サクランボの高級品種・佐藤錦約10キロ(3万円相当)が盗まれているのを所有者の農業男性(67)が発見し、110番しました。
同県内でサクランボの盗難が発覚したのは今年初めて。
天童署の発表によると、盗まれたのは18日夜~21日昼頃とみられ、5~6本の木から収穫直前の実ばかりが狙われました。
価値を落とさないよう軸を付けたまま根元からもぎ取られており、被害に遭った最も高い位置は約3メートル。
ハウス側面はネットで覆われていますが、自由に出入りできたということです。
<6月21日22時34分配信 読売新聞より>
収穫前の実が盗まれるだけでも農家の方にとったら大きな痛手なのに、さらに根元からもぎ取られたということで木が傷つき、その後の収穫に影響する可能性があります。
枝が完全に折られ実が生らない状態にされてしまうことも心配です。
このように犯罪者は自分のことだけを考え、自分の利益になることを最優先して行います。
盗んだ実の価値を落とさないように根元からもぎ取る、自分勝手な考え方です。
被害者がどうなろうと知ったことではないということでしょう。
そうでなければ他人の物を平気で盗める訳がありません。
長時間かけて育てた農作物が売る前に盗まれることで深刻な被害になる場合があります。
収益がゼロということですから生活していけません。
防犯対策にはお金がかかると思われています。
本格的な防犯システムや防犯カメラを設置すると、総額で数十万円から百数十万円の費用がかかる場合があります。
高いと感じる人も多いでしょう。
しかし、それをすることで物が盗まれる被害が減る、もしくは無くなることにつながれば、そう高い買い物ではと感じるかもしれません。
農作物セキュリティ(防犯対策)
投稿者: スタッフ (2010年6月22日 10:16)