今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
千葉 家族4人の万引き一家逮捕
ディスカウント店で日用品を万引きしたとして千葉北署は15日、千葉市若葉区の自称建築土木業の男(53)と内縁の妻(48)、長女(28)、次女(18)の4人を窃盗容疑で逮捕したと発表しました。
長女と次女は「他にも(家族で万引きを)やった」と容疑を認めているという。
同署によると、長女と次女は会計をせずに店外へ出たところを現行犯逮捕され、7日千葉区検へ送検されました。
その後の捜査で男と妻も入店し万引きにかかわっていた疑いが強まり、同署は15日、2人を逮捕しました。
男は「店に入った後のことは知らない」、妻は「娘たちのやったこと。私は関係ない」と、いずれも容疑を否認しているという。
逮捕容疑は、4人は共謀し7月5日、千葉市稲毛区長沼町のディスカウント店「スーパーセンタートライアル長沼店」でヘアカラー1箱、靴下2足、入浴剤1箱、洗剤1本の計4点(計3815円)を万引きしたとしています。
<7月16日11時18分配信 毎日新聞より>
驚くべき万引き一家の犯行です。
母、娘という組み合わせの万引き親子や父、息子という万引き親子の組み合わせは時々ニュースで目にしますが、父、母、長女、次女という万引き一家の犯行は非常に珍しいでしょう。
しかも、長女(28)、次女(18)という年齢ですから、善悪やそれが犯罪かどうかの判断はできると考えるのが普通です。
父、母に強要されたのか、生活のためなのか、真相は分かりませんが、一体どういう家族なのでしょうか?
誰も止めようという者がいなかったのか、悪いことをしているという実感がなかったのか、どちらにしても不幸な一家です。
この被害に遭った店にも何か狙われるポイントがあったのかもしれません。
防犯カメラや万引き防止器がついていない、客に対して店員が少ない、店内に死角が多い、商品などが雑に陳列されており盗んでも犯行が発覚しにくいなどです。
万引きの多い店というのは、何か狙われるポイントがあるという場合が多いようです。
そのような弱点を一つずつ消しこみ、犯罪を起こしにくい環境を作り上げることが再発防止策として必要です。
投稿者: スタッフ (2010年7月21日 18:18)