今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
店員を冷蔵庫に押し込む強盗事件発生
ここのところ、チェーン店を狙った強盗事件が目立ちます。
愛知県で牛丼チェーン店を狙った犯行が発生しました。
"11日午前4時ごろ、愛知県一宮市の牛丼店「すき家一宮中島通店」で、客を装って入ってきた男が、男性店員(32)にナイフのようなものを突きつけて脅し、金庫から売上金など現金約18万円を奪った。
犯人は業務用冷蔵庫に店員を押し込み逃げたが、店員にけがはなかった。客はいなかった。愛知県警一宮署は強盗容疑で男の行方を追っている。"
【8月11日 毎日新聞より抜粋】
冷蔵庫に押し込められたとの事ですが、カギのないタイプだったのが幸いでした。よく一人で無事に抜け出す事ができたと思います。
このような事件が発生すると次々同じようにマネをする、いわゆる模倣犯も現れる可能性があります。
店のバックヤードに簡単に入られないような工夫も必要となってきます。
コンビニエンスストアや飲食店等、夜間営業をしている店舗は強盗事件のターゲットになる可能性が高く、日頃からの強盗対策が必要となります。
夜間は従業員の数も少なく、また、来客もまばらで周囲の「目」が届きにくい状況です。
人の「目」だけでは不安は払拭できません。防犯カメラの「目」を取りつけ、店の死角となる場所や時間をできる限りなくす事はもちろん、お金がクリップから外れると信号を送信するマネークリップ送信機を取り入れ、犯罪者に分からないよう異常を知らせる方法も有効です。
投稿者: スタッフ (2010年8月12日 11:07)