今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
「遅刻しそう」警官、自転車盗んだ疑い
ビデオの返却期限を迎えた朝。確かに慌ただしく落ち着きませんよね。
出来心とはいえ、やっぱりいけない事はいけません。
"神奈川県警は2日、出勤途中に立ち寄ったレンタルビデオ店で自転車を盗んだとして、窃盗の疑いで神奈川県警高津署地域課の男性巡査長(25)を書類送検するとともに、減給10分の1(6カ月)の処分とした。
県警によると、巡査長は「遅刻しそうになったので盗んでしまった」と容疑を認めており、同日付で自主退職した。
送検容疑は8月3日午前7時半ごろ、幸区のレンタルビデオ店の駐輪場に無施錠で止めてあった店員の自転車を盗んだ疑い。
県警によると、巡査長はこの日がビデオの返却期限だったため、自宅から徒歩で店に返しに行き、盗んだ自転車で最寄り駅に行って電車で出勤した。店の防犯カメラに巡査長が自転車に乗る様子が写っており、店が近くの交番に届け出た。"
【9月2日 共同通信より抜粋】
お店の防犯カメラに映っていた映像がきっかけとなり逮捕されたようですが、カメラの死角をなくす設置については、やはり防犯のプロの手が一番です。
警察庁の犯罪統計によりますと、平成22年度1~6月度の自転車盗難認知件数は161,934件で、前年より14,682件減少しています。
しかし東京都や山形県等では増加傾向にあるようで、一層の注意が必要です。
近年、健康とエコブームにより自転車人口が増えています。
中でもスポーツタイプの高級自転車は出荷数は88,426台(平成21年)に上り、平成16年と比べて約3倍に増加しています。
ただ、「見栄えが悪いから」との理由で防犯登録をしない所有者もいるとの事で、防犯意識の低さが見られます。
せっかくの愛車が盗まれて乗り捨てられていたり、転売されていたりするのを想像すると、防犯登録の必要性も分かってくるのではないでしょうか。
投稿者: スタッフ (2010年9月 2日 17:14)