今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
放火未遂容疑で女逮捕 近隣の連続不審火に関与?
親類が済む集合住宅に火をつけたとして、容疑者の女が逮捕されました。
"親類が住む文化住宅にライター用のオイルをかけて火を付けたとして、大阪府警は9日、現住建造物等放火未遂の疑いで、同府茨木市大住町の容疑者の女(34)を逮捕した。府警によると「ほかにも30件くらい火を付けた。(同市内にある)実家との折り合いが悪く、実家近くの家に放火してからは罪悪感を感じなくなった」と容疑を認めているという。
茨木市内では8月以降、夕方から翌朝にかけて、民家玄関先のすだれやごみ、車やバイクのカバーなどを焼く不審火が計35件起きており、府警は容疑者の関与を調べる。"
【9月9日産経新聞より抜粋】
木造2階建て文化住宅1階にある親類男性の部屋の窓にライター用オイルをかけ、ライターで火を付けたとの事で、出火に気付いた男性がすぐに消し止めたとの事で、大きな被害にはならなかったようです。
放火や火災被害に遭わないためには、地域ぐるみの取り組みが大切です。
●地域での総合対策
* 火災は、一人一人の心がけとともに、家族・ご近所との協力体制が必要となります。
日頃からご近所との良好な関係づくりを行うとともに、万が一の場合の協力体制をつくりましょう。
* 町内会などで、防災に関して話し合い、防災訓練を実施する。
* ご近所の火災警報器の音にも関心を持ち、万が一火災が発生した時には消防署への通報や消火活動、
避難などに手助けを行う。
* 自転車や車などの不法駐車などで消防自動車の通路が妨げにならないように日頃より注意する。
避難経路はいつも整理整頓し、物を置かない。特にマンションやアパートの場合、バルコニーや非常階段など。
* 家のまわりに燃えやすいものを置かない。新聞や雑誌の束。段ボール箱など。
* ゴミは必ずゴミ収集日の朝に定められた場所に出すよう徹底する。
前日夜から出すゴミに放火されることがあるので注意する。
* 一人暮らしの老人宅が近所にある場合、防火情報を伝えるなどして注意を呼びかける。
* お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる。
* 消火器は1階、2階にそれぞれ各1本ずつ置く。床から1.5m以下の低い場所に置き、
水や油で濡れる位置には置かない。
投稿者: スタッフ (2010年9月10日 10:42)