今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
窃盗グループのリーダー捕まる。900件、10億5千万円の被害。
窃盗団の主犯格と見られる男(37歳)が京都府警に逮捕されました。
東京都や兵庫県など24都府県で約900件、被害総額約10億5000万円の盗みを繰り返していた窃盗団の主犯格とされ、警察庁指定の重要指名手配容疑者の1人でした。
東京都や京都府などで01年〜04年8月、運送会社や量販店、大型スーパーや会社の事務所などで金庫破りを繰り返し、現金を盗んだり、自動車盗を繰り返していました。
盗んだ車を使って移動し、犯行後に放置する際、車内に消火器をまいて指紋を消す隠ぺい工作を図ったこともあったということです。
窃盗グループは24都府県で事務所の金庫破りや自動車盗などを重ねたとされ、京都や兵庫、警視庁など8府県警が合同で捜査。警察庁も「重要指名手配容疑者」に指定していました。
又、駐車場からは自動車やカーナビなどを盗むとともに、金庫盗の現場までの移動には盗んだ車を使っていました。
府警などはこれまでにメンバー36人のうち男女34人を逮捕。今回逮捕された男が金の分配やメンバーへの指示をしていたリーダーとみられます。
36人もの窃盗団を指示するリーダーというのはどんな感じなんでしょうね?
頭は切れて、冷静沈着。凄みがあり、仲間から恐れられている・・・。ミスを容赦しない冷酷さ。
なんか刑事ドラマなんかに出てきそうですが、実際には、仲間間の関係は薄く、できる限り互いの身分・実体を隠してつきあっているようです。
なぜなら、個人情報を知らなければ誰かが捕まっても情報が漏れにくいからです。
今回ほとんどのメンバーが逮捕され、犯罪の実体があきらかにされます。
しかし、同じような窃盗団がこの日本国内に多数存在していることをお忘れなく。
投稿者: スタッフ (2007年5月22日 13:30)
