今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
御用だ!必殺兵器はクサイ靴!
中国で起こった窃盗事件です。
浙江省のある町で、ホテルに忍び込み、電動自転車を盗もうとして泥棒が市民の手で取り押さえられました。
この泥棒、窃盗に失敗して逃げ出したものの、結局バイクで追い詰められてしまいました。
勇気ある追っ手たちは、泥棒が履いていた靴を脱がせ、靴ひもで泥棒の両手を後ろに縛り上げ、仕上げに靴でマスクをさせました。
自分の履いていた靴がよほど臭かったのか、泥棒はこれで全く抵抗しなくなり、されるがままの状態で警察に突き出されました。
この町では、ここ数日泥棒騒ぎが続いており、以前に現場で捕まった泥棒が、住民によって殺害されるという事件も起きているようです。
この泥棒は、クサイ靴でマスクをされただけで命拾いしました。
今後、更正施設で罪を償い社会復帰を目指すようです。
泥棒だから殺してしまえ、というのは極端すぎますが、実際に被害に遭った人が「泥棒を許せない」と思うのは当然かもしれません。
「罰を重くすると犯罪は減るか?」という問題はいつの時代でも議論になりますが、世界中で窃盗事件が発生しているのは罰が軽すぎるという証拠かもしれません。
盗みが見つかると住民に追いかけられて殺されるかもしれない、泥棒からすると恐ろしい話です。
余程の事情がなければ盗もうとは思わないでしょうし、「抑止力」としての効果は絶対と思われます。
ただ、中国では泥棒で死刑になることもあるようですが、窃盗事件が少ないとも聞きません。
悪いことをする人は、いくら罰が重くてもやる時にはやるということでしょうか。
投稿者: スタッフ (2007年5月23日 17:12)
