今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
こわ~い火事。この時期多い火災とその対策
冷え込みの厳しいこの時期。空気も乾燥しているため火災の発生する条件が揃っているといえます。
最近でも火災についての報道が多く、注目されているニュースのひとつではないでしょうか。
消防庁発表の火災状況(平成21年度)を見てみると、1~5月の期間に多くの火災が発生しており、その数は24,987件で全体の48.8%を占めています。
また、平成21年度の総出火件数は51,139件で、前年対比2.4%減少しています。
1日当たりの発生件数に換算すると、おおよそ1日あたり140件、10分に1件の割合で火災が発生した事になるそうです。
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*出火原因ランキング*
1位 放 火:6,615件(12.9%)
2位 こんろ:5,139件(10.0%)
3位 たばこ:4,997件(9.8%)
4位 放火の疑い:4,590件(9.0%)
5位 たき火:3,021件(5.9%)
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出火原因のトップ5は上記の通りですが、「放火」「放火の疑い」を合わせると11,205件で全体の21.9%にも達します。
一度出火してしまうと、個人で消火する事などなかなかできるものではありません。
また、一度火の手が上がれば自分のところだけでなく、周りに延焼してしまう場合もあります。
そういった事を防ぐためにも、消防法や市町村条例により義務付けられている、火災警報器の設置がされているかどうか、もう一度確認しておきましょう。
また、私たちセキュリティハウスは「犯罪を未然に防ぐ」事を目的のひとつとしています。
出火原因のトップにある放火。
放火を防ぐためにも、できることから始めていきましょう。
【放火対策】
*建物の周りにゴミ箱や木材など、燃えそうな物を置かない。
自転車やバイク、クルマのカバー等も狙われる事があるので注意しましょう。
*建物の隙間や死角にあたる場所、暗がりは狙われる危険性があります。
人が近付くとライトが点く人感ライトや人感センサー等を設置し、狙わせない環境を作りましょう。
◇セキュリティハウスの放火対策:10メートル先の7センチの炎をキャッチする「炎センサー」
投稿者: スタッフ (2011年1月14日 19:47)