今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
タクシー受難 仙台で京都で盗難被害に
週末に起こった事件は、なぜかタクシーの受難が目立っていました。
まずは2月18日の事件。
京都市山科区に住む会社役員の男性が、飲んだ帰りにタクシーに乗り込みました。
泥酔していたようですが、「20メートル行ったところを右に曲がってもらって」「右ですぐ左」などと運転手に指示を出しており、到着したのはなぜか警察署。困った運転手が警察に相談しようとタクシーから離れた隙に、運転して自宅に戻ったそうです。
幸いにも事故を起こすことなく自宅へたどり着いたようで、自宅近くへ放置されていたところを無事に回収できたようです。
ちなみにこの男性、タクシーの窃盗容疑で逮捕されたのですが、後に飲酒運転による罪も追加されるのではないでしょうか。
続いて2月20日、仙台でも同様の事件が起こりました。
午前2時頃、仙台市青葉区の路上で、タクシーに乗り込んだのはプロレスラー。
泊まっているホテルが分からず、運転手がたどり着けなかった事に腹を立て、困った運転手が110番しようと車を降りた隙にタクシーを奪って運転したとの事。
実はこのプロレスター、無免許だったとの事で、先ほどの京都の男性より罪状が重くなってしまいそうです。
この2つの事件の共通点はズバリ、車のキーをつけっぱなしにしている事です。
キーを抜いていれば車を奪われる事もなかったでしょう。
短時間でも車を離れる際にはキーを抜いて離れる事が第一です。
投稿者: スタッフ (2011年2月21日 14:18)