今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
東京 震災便乗の犯罪に注意
"震災後、東京都内では、日本赤十字社など実在する団体を名乗った義援金名目の詐欺や水などを高額で売りつける悪質商法が相次いでいて、警視庁には「不審な電話があった」などといった相談が20件近く寄せられているということです。
また、計画停電中にひったくりなどが発生しているほか、不安をあおる、チェーンメールやうその情報がインターネットに多く書き込まれているということで、警視庁は注意を呼びかけています。"
【3月24日TBSニュースより抜粋】
毎日のように流れる被災地の様子を見ると、私たちは「何かできる事をしよう」と、救援物資や義援金で応援したくなります。
そして実際、たくさんの方が様々な形で支援しています。
関東方面では原発の影響による放射線の問題で、あちこちで水の買い占めが起こっていると聞きます。
そういった混乱に乗じ、人の善意や弱みに付け込んだ犯罪が相次いでいるとの報道です。
震災後の被災地では、避難して家人のいない家を狙った空き巣が発生しているとの報道がありました。
そのほか、「被災地で強盗殺人事件や暴行事件が発生している」などとのチェーンメールが出回り、被災地に暮らす方々の不安を助長する結果となってしまっています。
「善意の気持ちを逆手にとる犯罪は、断じて許さない」
と、上で紹介したニュースの中で、警視庁生活安全部長が発言されていたそうです。
私たちセキュリティハウスでも、少しでも安心・安全が暮らしができるようにお手伝い、情報発信をしていきたいと思います。
【ひったくり対策】
* 歩行の場合、かばんやバッグは車路側で持たない。
(常にかばんの持ち方を意識する。)
* 「防犯カバン」や「無線式警報ブザー」を使用する。
* 歩きながらの携帯電話は、十分注意する。
(できれば、通話やメールは行わない方がよい。)
* 自転車のカゴには、ひったくり防止ネット・カバーを取り付ける。
* 後方からのバイクや自転車が近づいてきたら警戒する。
(特に18時から24時までの間は要注意。)
* ATMで現金を引き出した後は、常に警戒する。(時々振り返るなど警戒が必要。)
* 昼間でも、後ろから突然バイクが近づいてくることもあるので警戒すること。
万が一、ひったくりにあった場合は、すぐに110番。犯人の特徴をできる限り覚えておき、詳しく伝えることが大切です。
投稿者: スタッフ (2011年3月25日 11:02)