今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
長期休暇を狙って学生アパートを空き巣 和歌山
"夏休みなど学生の長期休暇を狙いアパートに空き巣に入ったとして、和歌山北署は28日、無職の男(32)を住居侵入未遂容疑などで逮捕し、窃盗など54件の容疑で和歌山区検に送検したと発表した。女性用下着760点、現金約88万円などを盗み、被害は総額約290万円。容疑を認めているという。
逮捕容疑は、10年12月31日午前1時半ごろ、和歌山市中のアパート玄関ドアの郵便受けを取り外し、解錠して侵入しようとしたとされる。さらに、07年末~10年末、和歌山大学周辺で54回にわたり、夏季・冬季休暇で帰省して留守になった学生のアパートなどに忍び込み、下着や現金などを盗んでいたとされる。"
【毎日新聞 3月29日より抜粋】
長期休暇があれば、帰省や旅行に行く等、長期間留守にする人は多いでしょう。
また、学生向けの物件はインターネットでも手軽に探す事ができますし、誰でも情報を得る事ができます。
家賃もできるだけ低く抑えようとする人が多い為、必然的にコストを抑えた物件も多くなります。
正直、防犯対策まではとても手が回らないという物件が多いのではないでしょうか。
管理人が常駐できれば一番いいのかもしれませんが、人件費も発生しますし、日がな一日張りついているわけにもいきません。
そんな時に役立つのが防犯カメラです。
24時間いつでも作動し、カメラがついている事で犯罪の抑止効果にもつながります。
また、録画装置をつないでおけば、万が一の際にも証拠映像として提出する事ができます。
人件費もカメラも同じようにコストは発生しますが、長期的に考えた際の効果はやはりカメラが高いのではないでしょうか。
* 新聞・郵便物を止める。(貯まった状態にしない)
* 洗濯物は全て取り込んでおく。干す場合は外から見えない場所にする。
* 窓・扉の戸締まり確認。鍵はツーロックになっているか確認する。
特にトイレ、風呂場、踊場、2階などの窓の閉め忘れに注意。
* カーテンを閉めるなどで室内が外から見えないようにする。
* 各機器の電源スイッチの「切」忘れ、コンセントの抜き忘れがないか確認する。ストーブ、炬燵なども確認。
* 吸い殻の処理。
* ガスの元栓を締める。
* ゴミ箱・ゴミ袋、雑誌・段ボール箱などは建物内に入れておく(放火されないようにする)
* 現金、クレジットカード、キャッシュカードなどを残しておかない。残しておく場合にはまとめない。
* 個人情報を記載した書類などの保管を徹底する。
* 金庫の鍵や貴重品の保管状況の確認を行う。(金庫の暗証番号などを貼っていないか)
投稿者: スタッフ (2011年3月29日 17:13)