今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
タクシー強奪の米兵逮捕 海に飛び込んで逃走図る 沖縄・那覇
"那覇市内でタクシーを奪おうとして、運転手にけがをさせたとして、沖縄県警那覇署は6日、強盗傷害容疑で、20代の米海兵隊員を逮捕した。同署によると、容疑を否認しているという。運転手は頭部打撲などで軽傷。
逮捕容疑は6日午前5時50分ごろ、那覇市牧志で、タクシーの男性運転手(59)が公園のトイレに入っている隙にタクシーに乗り込み、止めようとした運転手を振り切ろうとしてけがをさせた疑い。"
【時事通信 5月6日より抜粋】
海兵隊員によるタクシー強盗事件です。
在日米軍による犯罪は時おり報道されますが、そのほとんどが酒に酔っての犯行というイメージがあります。
10代後半から20代の若い隊員が多いでしょうから、若さの勢いによる犯行という事も考えられます。
さて、この隊員は"奪ったタクシーを市内のホテルで乗り捨てた後、警察の追跡から逃れようと那覇港に飛び込んだが、約20分後に逮捕された"という事です。
ここからも、後先考えずに犯行に及んだ事が伺えます。
今回はタクシー運転手がトイレに入った隙に車を奪われたようですが、たとえトイレやコンビニなど、短時間車を離れる場合にも、必ずエンジンを切って施錠する事が大切です。
*自動車盗難対策
・わずかな時間でも車を離れる時は必ずエンジンキーを抜き、ステアリングロックも確実にきかせておく。
ドアをロックし、窓も完全に閉めていることを確認してから離れる。
特に追突事故や子供の送迎などちょっとした時間を狙っての犯行に注意。
・ノートパソコン・重要書類などを車内に置かない。個人情報保護法でもっと大きな問題になることもある。
・人前でキーをわずかな時間でも放置しない。居酒屋・サウナ・スポーツジムなど背広のポケットや入れっぱなしにしたり、テーブルの上に置いたまま離席しない。
・自動車盗難防止装置を設置する。(ハンドル固定ロック式防犯装置やイモビライザー、振動センサー・空気圧センサー、電圧変化センサー、キー穴異常センサーなど)
・車の位置確認サービスと契約する。
投稿者: スタッフ (2011年5月 6日 13:23)