今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
牛乳箱から盗んだのは牛乳ではなく集金袋。
京都府警山科署は28日、民家の牛乳箱に入れてあった集金袋を盗んだとして、窃盗の疑いで京都市の男(33)を現行犯逮捕しました。
男は、同日午後11時半ごろ、山科区小山中ノ川町で、2軒の民家の牛乳箱から合わせて1万1000円の入った集金袋を盗んだ疑い。付近では今春から同様の被害が十数件相次いでおり、同署で警戒していました。
被害に遭った牛乳販売店は客に料金が入った袋を牛乳箱に入れてもらい、配達員が早朝に回収していました。
店長は「30年ほど前から同じ方法で集金している。牛乳を盗む人はいたが、お金を盗まれたのは初めて。人を信頼するやり方を裏切られた気持ちで、腹が立つというより、切ない」と嘆いているということです。
牛乳箱の中に現金・・というやり方をしていたことにもちょっとびっくりしました。
たしかにそういう人を信頼するやり方が通じなくなるというのは悲しいことです。
例えば、野菜なんかを家の玄関に置いて、かごをそばに置き、欲しい人はいくらか現金を入れて自由に持ち帰って・・・というようなことをしている農家を京都市内でも結構見かけますが、こうしたスタイルもどんどん廃れるのでしょうか?
野菜をタダで持ち帰られるだけならまだしも、現金まで盗まれるようになると悲しいですね。
善意を信じる・・というスタイルがいつまでも継続できる日本でありたいと思います。
投稿者: スタッフ (2007年5月30日 10:06)