今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
アメリカで発生したコンビニの集団万引き インターネットで呼びかけ
"アメリカ・メリーランド州のコンビニエンスストアで起きた集団万引きの瞬間をカメラがとらえた。
地元メディアによると、若い男女30人以上の万引きの容疑者が13日早朝、メリーランド州のコンビニに押し掛けた。容疑者らは、キャンディーや炭酸飲料、アイスクリームなどを思い思いに手に取り、金を払わずそのまま外へ出た。中には、両手いっぱいに商品を抱えて店を後にする人もいた。
店員が警察に通報したが、到着したときにはすでにいなくなっていた。
警察が行方を追っているが、容疑者らがどのようにして集まったのかはわからないという。"
【8月16日 日テレNEWS24より】
先週、このようなニュースがテレビで紹介され実際の映像も流れていたことから、ご覧になった方は衝撃を受けたのではないでしょうか。
コンビニに突然集団で入店し、思い思いの商品を取って、笑いながらそのまま立ち去る姿が捉えられていました。
中には、両手に抱えきれないくらいの商品を抱えて逃げる者もいて、背筋の寒くなるような映像でした。
万引きというより強盗ですよね。
これだけの人数で来られれば、店員もなす術がなかったと思います。
その後の調べによると、これはTwitterやFacebookなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使って呼びかけられたもので、 不特定多数の人間に同時に呼びかけ、そこで集まって集団強盗をする、という新しいタイプの犯罪がアメリカで盛んになっているようです。
ちなみに、この呼びかけの手法は「フラッシュモブ」と呼ばれ、"インターネット、特にEメールを介して不特定多数の人間が公共の場に突如集合し、目的を達成すると即座に解散する行為"と、Wikipediaでは説明されています。
元々は表現方法の一種として行われており、犯罪とは一切関係のないものです。
(動画サイト・You Tubeで検索すると、国内国外問わずに色々なものが出てきます)
こうして犯罪の面ばかりが取り上げられてしまうと、「フラッシュモブ=集団犯罪」と認識されてしまいそうで、非常にもったいないなと思います。
投稿者: スタッフ (2011年8月23日 10:38)