今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
ネットゲームで知り合い すき家強盗
"牛丼チェーン店「すき家」に押し入り、現金を奪ったとして、警視庁青梅署は29日、強盗の疑いで、東京都八王子市、無職の男(24)と群馬県北軽井沢の男(25)の両容疑者を逮捕した。同署によると、2人は「カネに困ってやった」と容疑を認めている。
逮捕容疑は3月9日未明、青梅市河辺町の「すき家青梅河辺店」に押し入り、アルバイト男性(20)に刃物のようなものを突きつけ「カネを出せ」と脅迫。現金約20万円を奪い逃走したとしている。
同署によると、店内の防犯ビデオの映像と逃走に使われた群馬ナンバーの車から2人の関与が浮上した。2人はインターネットゲームで知り合い、事件当時、東京都昭島市で同居していたという。"
【8月29日 msn産経ニュースより】
昨年より、すき家を狙った強盗事件が相次いで発生していますが、犯人が捕まったと報道されているケースは発生件数の半数弱といった印象です。
今回逮捕された犯人は、出会ったきっかけがインターネットゲームで知り合い同居していたとのことで、驚きを隠せません。
仕事をせずに部屋ではゲーム三昧、カネが底をつくと強盗・・・という生活を繰り返していたのかもしれません。
「すき家強盗」はかなりネット上でも話題になっており、それを目にした2人が「おれたちもやってみよう」という安易な気持ちで行動を起こした可能性もあります。
店舗における強盗対策は、防犯カメラや非常通報装置などが定石ですが、すき家のように名指しで狙われてしまうような状況では、更に進んだ対策が必要となります。
お札を抜き取ると信号を送信するマネークリップ、逃げる強盗が出入り口付近のマットを踏むと、それが送信機となっていて、上部に取り付けたネットガードが作動して犯人を捕捉する。
そういったシステムを一度検討されてみてはいかがでしょうか。
投稿者: スタッフ (2011年8月30日 09:39)