今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
ドラッグストア100件侵入。盗んだ栄養ドリンクを転売。
ベトナム人窃盗団4人は東北と関東地方の7県で計ドラッグストア約100件の犯行をして、盗んだ栄養ドリンクなどの薬品類の被害総額は約1300万円相当に上ることがその後の調査の結果わかりました。
別のベトナム人ら2人(盗品等有償譲り受け罪で起訴)に盗品が転売された後、さらに別の人物を介して国外に輸出された可能性があるようです。
昨年5月ごろから逮捕されるまでの約半年間にわたって、埼玉県や千葉県など関東地方と、本県や宮城県などの東北地方を中心に、ドラッグストアを狙って窃盗を重ねていました。
車で北上し、犯行の際にはグループに分かれて、連続的に犯行に及んだとみられるます。
主に盗んだ品はベトナムで人気の高い化粧品や栄養ドリンクなど。
犯行に及んだ地域から宅配便を使って被告の一人が経営する店舗に送り、店頭価格の3割程度で転売していました。
4人は盗品を売りさばくことができる店を口コミで知り、窃盗仲間になったということです。
ドラッグストアというのも、犯罪の発生しやすい職種です。
チェーン展開している店はどこも棚に商品が山積され、値引きや商品PRのためのPOPが店内の天井から貼られており、見通しという面では非常に悪く、商品単価は低く、学生なども客層として多いため営業時間中の万引きなども多く発生しています。
また、薬は今回のような転売目的で盗難されています。
栄養剤以外にも転売しやすい商品は多く、換金しやすいのです。
投稿者: スタッフ (2007年2月 8日 10:02)