今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
映画が実際の強盗お手本に 「ザ・タウン」
"ベン・アフレックが主演・脚本・監督を務め、批評家たちからも絶賛された「ザ・タウン」。しかし、映画がヒットしたおかげで、知らぬ間に犯罪に加担していたことがわかった。
チャック・ホーガンの「強盗こそ、われらが宿命」を原作にした「ザ・タウン」では、強盗を生業とする男が主人公。それゆえ強盗シーンも登場する。そのシーンを参考に、実際に強盗に入ったというニューヨークの強盗団が捕まったのだ。
捕まった容疑者らは、「ザ・タウン」で主人公ダグ(ベン・アフレック)が、DNAの証拠を消すために漂白剤を巻くシーンを真似て、強盗を繰り返していたという。この漂白剤を使用した手口は、人気の米TVシリーズ「CSI:科学捜査班」などでも広く知られており、実際に殺人犯が証拠隠滅の参考にしたこともあるという。
リアルな犯罪手口や科学捜査が映画やドラマに真実味を与えることは確かだが、同時に犯罪者へ逃げ道を教えているとといった批判の声もあがっている。"
【11月2日 ハリウッドチャンネルより】
映画やドラマに出てくる犯行シーンは、迫力などの見栄えが第一で、「実際にこんな方法ではできないだろう」というシーンが多いように思います。
ただ、今回紹介されている「ザ・タウン」は、日本では2011年2月頃に公開された映画で、主演俳優が主演と脚本、監督を務めた作品としても話題になりました。
私は残念ながらまだ見る機会を得ていませんが、予告CMで見た、不気味なマスクを被った強盗シーンが強く印象に残っています。
記事にもあるように、リアルな犯罪手口が犯罪者にとってヒントになり得るという可能性は確かに否定できません。
逆に考えると、わたしたちのような犯罪を防ぐ・減らす側から見ても、「こういった方法もあるのか」という気づきにもなります。
その気づきを得るためにも普段からしっかりアンテナを張って情報を今回の事件から、普段からアンテナを張って情報を収集しておくことが大事だと再認識できました。
また、科学捜査班が主役のドラマは日本のみならず海外でも人気があるようです。
すでに色々な作品が作られ、日本でも見られていますよね。私もお気に入りのドラマがあって、時々レンタルして一気に見ています。
そのような犯罪を取り扱ったドラマや映画が面白いのは事実ですが、犯罪に悪用されてしまったからといって取りやめたりするようなことはやめてほしいと個人的には願っています。
投稿者: スタッフ (2011年11月 4日 11:45)