今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
自動車盗、関東・東海で急増
"全国の警察本部が今年1~11月に認知した自動車窃盗事件は、昨年同期比4.4%増の2万2906件だったことが15日、警察庁のまとめで分かった。関東や東海地方でトヨタの「ハイエース」など特定の車種が狙われる被害が急増。7割以上は鍵が掛かった状態で盗まれており、同庁は「外国人が関与するプロの窃盗団の犯行」とみて警戒を強めている。
被害の急増が目立つのは、愛知(41.9%増の4668件)、東京(38.8%増の798件)、栃木(38.6%増の829件)、岐阜(35.3%増の671件)、埼玉(16.6%増の1584件)など。ハイエースのほか、国外で需要が高いトヨタの「ランドクルーザー」、高級車「セルシオ」などが集中的に狙われているという。
外国人が関与する山間部の中古車解体作業所「ヤード」に持ち込み、解体した上で海外に輸出するなどしているとみられる。 "
【12月16日 時事通信社より】
過去にも何度か自動車盗難の一団が一斉に検挙されるというニュースがありました。
ハイエースや4駆の車は人気があるため狙われやすい車種です。
盗んできた車は、「ヤード」と呼ばれる解体作業所へ持ち込まれ、そこでバラされたり車体番号を削られたりなどして、転売されていくとのことです。
このヤードと呼ばれる施設にも、過去、複数個所の施設へ一斉捜索が入り、多くの外国人犯罪者が検挙されています。
ただ、過去のブログにも紹介されていますが、ヤードをおく山というのは格安で土地を借りられるようです。
そのため、一斉捜索でヤードが壊滅しても雨後のたけのこよろしく次々に新しいヤードができていく・・・という現状もあるようです。
これを食い止めるためには警察の手による一斉捜索を定期的に行うことも必要でしょうが、車を所持するわたしたちも何らかの対策を打たねばなりません。
自動車盗難の被害に遭った場所(平成22年度)
投稿者: スタッフ (2011年12月20日 09:43)