今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
リサイクル店を狙った窃盗事件相次ぐ 大阪
"4日未明、大阪市平野区と八尾市のリサイクルショップ2店で、現金やブランド品のバッグなどが相次いで盗まれた。府警は窃盗容疑で関連を調べている。
4日午前2時50分ごろ、大阪市平野区のリサイクルショップ「良品買館」の警報装置が作動した。ガラス扉がこじ開けられ、陳列ケースから財布など数十点(数十万円相当)が盗まれていた。平野署によると、防犯カメラに白っぽい上着の2人が写っていた。
その40分後、八尾市高美町の「ベクトル八尾店」で警報装置が作動。シャッターがこじ開けられ、現金約28万円と、バッグなど14点(約22万円相当)がなくなっていた。防犯カメラに店内を動き回る懐中電灯の明かりが二つ写っていたという。"
【毎日新聞 1月5日より抜粋】
このほか、大阪市内のラーメン店からラーメン店から現金約130万円が入った金庫が盗まれたということで、警察は関連を調べているようです。
似かよった手口のようですから、同一犯の可能性もあります。
年末年始の書き入れ時で、リサイクルショップにも商品や現金が普段より多くあったのかもしれません。
このような店舗はショーウィンドウから店内の様子が見えるでしょうから、あらかじめどんな商品があるのかチェックをしていた可能性も高いでしょう。
ショーウィンドウやショーケースは見栄えがしますが、それは盗む側にとっても同じ事です。
店側の「品揃えをアピール」というメリットが盗む側にとってもメリットとなってしまっています。
こういった場合、費用はかかりますが防犯用のガラスに変えてしまう事も有効な方法ですし、今あるシステムに霧噴射装置をプラスすることで犯行を継続させないようにする事も可能です。
また、「ここはやめとこ・・・」と犯罪対象から外させるためのプラスワンも効果的です。
投稿者: スタッフ (2012年1月 5日 16:08)